登記測量研修会2015の様子をアップしました!
平成27年5月29日(金)「登記測量研修会2015」をいわて県民情報交流センター(アイーナ)のアイーナホールにて開催しました。当日は約250名の方々にご参加頂きました。
はじめに当協会理事長安保豊人が、協会の公益目的事業である国民の権利の明確化推進事業を推し進め、今後ますます登記情報サービスの提供と土地の境界の安定化に寄与していきたいと挨拶し、さらに当日会場入り口にて行っているネパール地震救援募金への協力を呼びかけました。
前半の講演では、一般社団法人 岩手県公共嘱託登記司法書士協会より、常任理事の村上和也氏と副理事長の野里壽史氏が「嘱託登記の実務 困難登記の処理事例」と題し、公嘱司法書士協会の概要説明、そして実例に基づいた様々なケースの困難登記について詳しくご講話くださいました。
後半の一人目の講師として演題に立たれた愛媛大学大学院 准教授 森伸一郎氏は、岩手の震災の調査にもあたられた方で、4月25日に起こったネパール地震の政府調査団としても現地へ赴いており、その講話は、「自然災害における災害リスク対策と災害心理~最近の地震調査事例~」と題し、地籍調査の必要性から東日本大震災の被害の調査結果や復興について、また今後予想される南海トラフ巨大地震への備えについて、そしてネパール地震の現状と多岐に渡りお話いただきました。
最後に当協会副理事長の下斗米光昭が、「土地家屋調査士のGNSS測量」と題し、土地家屋調査士によるGNSS(Global Navigation Satellite System)測量の仕組みについて説明させていただき、講演会は幕を閉じました。
当日の模様が「岩手建設工業新聞(平成27年6月5日発行)」の紙面に掲載されましたので、ご紹介いたします。
また、当日集まりましたネパール救援募金17,691円は日本赤十字社の募金受付窓口へ送金させていただきました。(画像は当日募金箱と共に設置された案内看板です。)
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